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【京大合格】物理勉強法!

本記事では物理の勉強方法を網羅的に詳しく解説しています。 ※前置きを読むのが面倒な人は目次で好きなところへ飛んでください

目次(現在作成中)

5分ほどで読み終わる分量を想定して無駄な情報は削ぎ落としているので比較的読みやすいと思います。 物理はへんてこな理解をしてしまいがちな科目ですので、この記事ではそういった点も考慮して解説をしています。

これから紹介する勉強方法は自分の経験に加えて周りの京大生や受験生時代の友人の話も参考にしました。

この記事の読者として想定しているのは以下のような人です。 ・先取り学習をしたい中学生 ・これから物理の勉強を始める高校生 ・なかなか成績の上がらない高校生 ・偏差値70の壁を突破したい人

それでは本題に入ります。

物理は教科書の理解がとても重要です。 もちろん問題演習を行わないと知識は定着しないですが、その前提知識となる教科書の理解が不十分だと全く意味がないです。 両者のバランスをとるために、本記事ではまず初めに問題演習の必要性とやり方について解説し、その後教科書の理解レベルと偏差値の関係について詳しく解説します。

【問題演習について】

〇方法

問題演習のやり方については他の教科とほとんど変わりません。 まず大前提として何回も繰り返し解くことが必須です。 各問題を解き終わったら解けたかどうかのチェックをします。 これは人によりますが、私は解けたら〇、間違えたら×、あいまいなら△を付けるように生徒にも指導しています。 なぜかというと、〇△×のそれぞれで復習にかける力を分けることが出来るからです。 二週目は△と×の問題だけやる、などというようにヤマを張って2周目以降は取り組んでください。 後は知識が定着するまでこれを繰り返すだけです。

〇必要性

問題演習をするのは教科書で得た知識を定着させることが目的です。 どれだけ教科書で深い理解をしていても実際に問題が解けるかどうかは別問題です。 教科書を読むのと問題を解くのとでは頭の使い方が違います。 そのため、知識を実際に使えるようにするために問題演習が必要なのです。

【教科書の理解】

〇偏差値別必要な理解レベル

・偏差値50まで この段階にいる人はそもそもの理解が間違っているという状態です。 こういった人は教科書や問題集の例題を解いているときにどこかでつまずくはずなのでそのタイミングで気づきましょう。

・偏差値50~60 この段階にいる人はイメージで公式をとらえている状態です。 例えば、エネルギーは目には見えないが、なんとなく気功のように放出されているのかと感じている人などはエネルギーをイメージでとらえています。 イメージはあくまでも理解を手助けするだけに過ぎないので頼りすぎるのは危険です。

・偏差値60~70 この段階にいる人は公式の意味まで理解している状態です。 例えば、エネルギーは保存する量として人間が恣意的に定めたに過ぎないものだというところまで説明できれば意味まで理解しているといえます。 ここまで理解が出来ていればほとんどの大学入試で困らないと思います。

教科書理解の必要性は前述のとおりですが、上記で紹介したレベル帯のどの段階に自分が位置しているのかをきちんと把握し今後の学習に役立てていただけたら幸いです。